理想の髪色に!脱赤みカラー♪
最近、赤やピンクのカラーをするのに抵抗がなく赤系のカラーをする人が増えて来ましたが、赤系の色が飽きてきてしまった方や、元々赤みがあんまり好きではない方もいらっしゃるかと思います。
そこで今日は脱赤みカラーをご紹介したいと思います!
何故赤みの色になってしまう?
髪の色素は人それぞれ!?
まず最初に髪の毛の色素について少しご紹介します。
赤みやオレンジみが出てくるのは髪の毛の中に含まれているメラニンの量や種類が関係しています。
メラニンの量や種類は人それぞれ違っていて、多いと黒、少ないと金、ないと白になっています。
日本人の髪の毛の特徴はメラニンが多く、太い、硬いといった特徴があります。
欧米人と比較すると、メラニンが少なく、細い、柔らかいのが特徴です。
髪色にも色の三原色というものがあり、赤、青、黄色の3つが重なって黒く見えている状態です。
その中でも、日本人の約8割は赤みが多い髪の毛と言われています。
赤みが多い髪質の方はカラーをしても赤みが出やすくなります。
効果的に赤みを消すには?
暖色系から寒色系にイメージチェンジするには、ブリーチをしないと一度の施術では難しくなってきます。
でも、ブリーチをすると髪の毛のダメージにも繋がります。
なので、一度で変えるのではなく何度か同じカラーを重ねてだんだん色を変えていくと、色味が定着してお好みのカラーに近づいていきます。
実際にお客様の施術内容
この写真は、元々赤みが強い髪質+以前に3、4回続けて暖色系のカラーリングをしていた方の写真です。
外国人風のグレージュっぽい寒色系にガラッと雰囲気を変えたいとのことなのですが、ブリーチはせずにできるだけダメージは少なくしたいというご相談を受けたのですが、一回の施術ではできないので何度も重ねて徐々にご希望の寒色系にしていくカラーを提案させていただきました。
赤みを抑えていくには、反対色である青や緑を使用すると赤みが削れていくので、使い続けることで綺麗な寒色系に変わっていきます。
一回目は、アッシュ単体に少し青の色素のカラーを混ぜてカラーリングしました。
思っていた以上に赤みが強く、1ヶ月後もまだまだ赤みが残っていたので、二回目は青の色素カラーを前回より多く混ぜてカラーリングしました。
三回目にご来店された時に少しずつ毛先が黄色っぽい色が出てきてたのですが、中間部分はまだ赤みが強かったので三回目はより赤を抑え込むために、アッシュとマットを混ぜてみました。
いつもより仕上がりが寒色系によってきたのですが、まだもうちょっと赤みが出ているので、あともう少しの間は青や緑が必要かなと思います。
まとめ
赤みが気になる方でダメージを抑えつつ色を変えたいなと思っている方は、じっくり時間をかけて赤みを消していくと綺麗な寒色系になっていくので、気になる方はぜひやってみてください!!