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くせ毛をのばすストレートアイロンの正しい使い方
まず始めにとても当たり前のことを言ってしまいますが、ヘアアイロンを使う際はしっかりドライヤーでどこを触っても湿っているところがないくらい乾かしてください。髪の毛は濡れている時が1番デリケートな状態です。少しでも湿ったままの状態でストレートアイロンをするとすごく傷みます!!それは、髪の毛の中の水分が沸騰して、髪の芯まで高温が伝わり、大火傷するようなイメージです。
次に温度に関して、ダメージを気にして温度設定を100〜140℃くらいの低温でじっくり同じところを何度もやる方もいると思いますが、それは間違いかもしれません。特に癖が強い方は熱が当たってる時間が増えるので、ダメージが大きくなるからです。最近では一般的な家電量販店に売ってるストレートアイロンでも180℃くらいまで設定できると思います。なので接触時間を減らすために、怖がらず180℃にして短時間で終わらせましょう!
前髪のくせ毛にアイロンをかけるコツ
ダメな例
・全部まとめてアイロンをかける。
・根本から中間まで真っ直ぐ、毛先だけくるん・
正しいやり方
前髪を上下2段に分けます。上の段はクリップで留めておきます。
上下二段に分けた前髪の幅に応じて、2、3束にに分けてアイロンしていきます。
床と平行くらいまでの高さまで持ち上げて軽い力でアイロンに挟み、弧を描くように下に下ろします。
下の段が終わったら、上の段は1回で。先程よりも高く(真上に)持ち上げてあとは同様に。このようにすると、アイロン特有の硬さを感じずにナチュラルなふわっと感がでます。
サイドのくせ毛にアイロンをかけるコツ
下から2、3cm幅に分けとりながらアイロンしていきます。余分な髪はクリップで留めておきます。毛束を床と平行くらいまで持ち上げると根元が起きて、ギリギリまでしっかり当てられます。挟む力はやはり軽めに。
ぎゅっと挟んでしまうと髪が折れてしまいます。
毛先ににかけてより力を抜いていきます。大半の方が髪をすいてると思うので、毛先が軽くなっているからです。スーッと下ろしていくイメージ。
根元から癖が強い方はパネルを薄く分けることを意識しながら、表面まで進んでいきます。表面は真上に持ち上げて滑らせ、根元に自然なふんわり感を。
バックのくせ毛にアイロンをかけるコツ
後ろは見えないし、どうしても苦手という方も多いと思います。
まずは頭の真ん中あたりで縦に左右に分けて、片方はクリップで留めます。あとはサイドの時と同様に下から2、3cm幅で表面まで進みます。
途中頭の真ん中あたりは横幅が広くなるので、2パネルに分けるとより綺麗に仕上がります。
コツのおさらい
・クリップを使って綺麗に分けとる
・パネルの幅は薄めに2、3cmで根元から
・アイロンを強く握りすぎない、毛先にかけてだんだん弱く
・表面は真上に、自然なふわっと感を
ストレートアイロンでのばしたくせ毛をキープする方法
アイロンで伸ばし終わった直後にスタイリング剤を付けるはNGです!!
温かい髪は髪型が崩れやすいタイミングなのです。髪がしっかり冷めてからスタイリング剤を付けるといいでしょう。ドライヤーの冷風機能で冷ますとより効果的です♪
スタイリング剤で湿気から髪をブロック
日々アイロンを使用している方は特にダメージがあると思います。ダメージによって水分を含みやすくなっているので、ミストやローションなどといった水分多めのスタイリング剤はあまり合わないでしょう。
しかし、空気が乾燥していて潤いをプラスする時期には適しています。
まとまりのほしい方にはオイルやクリームがおすすめ☆
湿気や汗でくせ毛がもどったときはどうする?
なぜ綺麗に高温の熱で伸ばした髪が湿気や汗で元に戻ってしまうのかというと…大前提にくせ毛はもともと傷みやすい事がわかっています。髪の毛の表面が平らではなく歪んでいるために、髪をとかすだけでも直毛の人よりは傷みやすいのです。その表面、表皮であるキューティクルが傷んでいると湿気が髪の毛の内部に入り込んでしまいます。湿気は水分なので、多くなりすぎると毛髪内部で膨張し、広がってしまいます。
日頃からゴムやピンをカバンに常備しておくことをおすすめします。くせ毛に戻ってしまったら、後ろの毛は結んで、前髪はピンで留めると良いでしょう。
まとめ
くせ毛は毎日ブローしたりストレートアイロンで伸ばしたり手間をかけているのに、もともと傷みやすい上にさらに髪への負担が…。遺伝的なものなので、髪質を変えることはできません。ですが、少しでも根元から生えてくる前の段階をよくすることはできます。頭皮マッサージや毛穴のケアをして、ハリとコシのある健康な髪を作るところからまずは始めると良いでしょう!
